着物がつなぐ3世代の女性の想い、目に見えないものを受け継ぐということ

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一般的に、着物の着付けレッスンと言えば、数ヶ月〜1年通って習得するもの。

だけど、私が考えていたのは、

「完璧じゃなくてもいいから、すぐに着れるようになりたい。」

なぜなら、上達というのは本番(本気)の積み重ね。

練習しているだけでは一向に身につかないし、完璧に近づかないことを今までの経験で知っているからです。

だから、とにかく一刻も早く、本番=外に着ていけるレベルまで持っていきたい。

「1日で、とりあえず着れるまで教えてくれる所ないかな〜」

と考えていたら、

なんと!

ファッションショーの打ち合わせをした先生が、

「スポ根!着物塾」というのを開催していたのです。

3回×2時間で完結するプログラム。

やっぱり、「全ては用意されている」と実感した瞬間でした。

その先生に更にワガママなお願いをして、

3回分を1日で教えて頂くことができました。

毎日本番、毎日練習

これは植村理論のひとつで、物事の習得方法。

今日の本番(本気の実践)は、明日の本番の練習。

この積み重ねで物事が上達し、無意識に出来るレベル、つまり自分の血肉(もの)になります。

1日レッスンで着付けを3次元で習った後は、自宅で2次元のYoutubeを見ながら何度も練習をしました。

腕を後ろに回したまま結んだり引っ張ったり、普段使わない身体の使い方で色んな所が痛くなるし、

変な体勢で何度も鏡をみたり、後ろを振り返ったりするから、頭痛がしたり頭がクラクラしたり、

それはそれは、かなり体力と時間を遣いました。

そして、なんとか外に出れるレベルにまでなった日から、毎日着物を着る生活をスタートしました。

文化は勝手に伝承されない

はじめて自分で着付けして着物を着て行った場所は、年の瀬のシャングリ・ラホテルのなだ万。

両親は私が着物を着てきたことに驚き、

父は、「えりさんカッコいいね!最高だね!」と大喜び。

母は、「自分で着たの?すごいじゃない!」と言いながら、

「帯はもっとこう締めた方がかっこいい」とか

「ここの裾はもっと上げた方が細く見える」とか

手取り足取り解説しながら、着物のカタチを直してくれました。

母は、子供が生まれるまではよく和装をしていたそうで、

「おばあちゃんが買ってくれた着物が家にいっぱいあるわよ!」

って、私、全然知らなかったけど。

「だって、あなたがまさか着物に興味を持つと思わなかったから。」

こんな身近な母が知っていることでも、

私が興味を持たなかったら伝授してもらうこともできない。

もしこのまま私が着物に興味を持たなかったら、

母のクローゼットに入っている着物たちと、母の中に蓄積された和装の技術や知識はどうなっていたのだろう?

文化って、自然に次世代に受け継がれるものというのは幻想

今の時代の人がちゃんと、目に見えない日本の伝統や文化を受け継ぎたいと思わない限り、

それを知っている生身の人間から直接受け継ぐことはできない。

なだ万でのランチの後、実家に戻り、母は娘時代の着物をクローゼットから沢山出してきました。

母が20代の頃に着ていた着物が、40年経った今、蘇る瞬間。

母も久しぶりに見るその着物を前にして、

「この着物は、この帯とよく合わせてたのよ。」とか、

「この組み合わせ、粋でしょ!」とか言って、とっても楽しそう。

何よりも、孫のいない母にとって、私に伝え教える分野ができて大張り切りになっていました。

着物がつなぐ3世代の女性の想い

母の着物を揃えてくれた祖母は既に他界しています。

祖母は広島に住んでいたから、小学生の時は毎年夏休みに遊びに行ってたけど、大人になるにつれて会う機会も減り、最後の方はあまりちゃんと喋った記憶がありません。

今となっては、戦争のことも、日本女性のことも、昔の暮らしのことも、聞きたいことが色々あるのに、もういません。

でも、祖母が選んだ着物を着ることで、祖母の想いを、この着物を通して感じることができるような気がしました。

祖母、母、私。

3世代の女性をつなぐ、着物。

40年前の洋服を着るってあまりないけど、着物だったら普通のこと。

着物って本当に日本の誇るべき文化だと思います。

母の着物を着る度、祖母が近くで見守っていてくれる気がして、毎日すごく心強い。

そして、着物に目覚めてから、毎日色々な感覚が敏感になって、生活が感動に溢れている。

もっと目の前のことに、感謝して、感動して生きていこう。

次回につづく・・・

それでは、会うたびに美しく!

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