
私の住んでいる表参道の街は、今やゴーストタウンと化しています。
昼間でも人通りは少なくひっそり静まりかえって、
高級ブランド店はすべて閉店。
中を覗けば、普段は厳かに並べられている商品がすべて撤収されていて、什器だけがむき出しになっています。
「アフターコロナにどんな世界が訪れるのか?」
未来を予測しようと思っても、そもそもの教養が足りてない私には到底無理な話で、
でも、コロナが終息しても同じ価値観の社会が戻ることはないことだけは私でも予測がつきます。
だからと言って、漠然とした不安を感じたまま思考停止することも、闇雲に動くことも違う気がして。
「今何を考え、どうすればいいのか?」
外出することも出来ない今、私の楽しい対処法はコレ。
古典や名著を読むことです。
と言っても、学生時代に読まされた古典文学にいい思い出があるはずもなく。
そんな時に、偶然見つけたのが、
「マンガで読破シリーズ」にどハマり中なのです!
amazonで「まんがで読破」と検索して。Kindle版をipadで読むのがおすすめです。
もしunlimitedに入っているなら無料で10冊くらい読めます!
「まんがで読破シリーズ」をオススメする3つの理由
1)90分あれば読み終わる
原書を読もうと思ったら、数週間かかるか、途中で挫折するか。
でも、まんがなら90分あれば読み終わることができるので、1日1、2冊のペースで読めます。
2)ひとりの作家から時代背景と人間の生き様が疑似体験できる
このシリーズ80冊以上出ていて、有名な文豪であれば2、3作品くらいあります。
ドフトエフスキー「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」
太宰治「人間失格」「斜陽」
夏目漱石「こころ」「吾輩は猫である」
のように。
私のおすすめはひとりの作家の作品を続けて読むこと。
そのあと、作家の人生をGoogleで調べると時代背景、歴史的事件、そこに生きる人々の生活や思想が深く理解できて、めちゃ面白いです。
いつの時代も人間って変わらないってことがよくわかる。
歴史だけを勉強しようと思ってもなかなか頭に入りませんが、小説という物語の力を借りて、歴史に生きる人々がリアルに想像できると共感できるし、人間に流れる根源的な欲望や希望を感じられます。
これが、これからの社会を見る目を研ぐことや自分の価値観を見直すキッカケに繋がります。
3)原作を読むモチベーションが湧いてくる
でね、気に入った作品は、原作が読みたくなってくるんですよ!
一通りのストーリーが頭に入ってるから、原作を読んでもすぐに物語に入り込むことができて、
話の結末が分かっていても、原作には全く違う面白さがあって、名著たる理由、感動すら覚えます。
「まんがで読破シリーズ」は、あっという間に完読できる上に、題材が深くて面白い。
コロナを機に、食わず嫌いだった古典から学びなおそうと思う今日この頃。
本日は「椿姫」を読み終わったので、オペラの「椿姫」をApple musicで聴きながら半入浴してきますー!
コロナを機に教養人になっちゃおう!
それでは、会うたびに美しく!