
コロナ禍で自宅にいる時間が増えた2020年は、壁紙貼りDIYにハマりました。
貼って剥がせる賃貸でもOKの壁紙専用のりを使えば、簡単に部屋のイメチェンができます。
これまで私が集めた情報や使った壁紙などをまとめてみました。
<使うもの>
※リンクは実際に私が使用したオススメ
- 貼って剥がせる壁紙専用のり
- 壁紙貼り用ヘラセット(これひとつで十分)
- のりを塗るスポンジローラー(バケツ付きですがノリを作れる量が少ない)
- 細かい部分を塗る刷毛
- よく切れるカッター
- 養生テープ(壁下の床に引いてノリの飛び散り汚れを防ぐ)
- のりを作るためのバケツ(私はベビーバスを活用)
- 30センチ定規
- カッター用下敷き
- メジャー(壁の採寸用)
- 脚立
<My work 1> Toilet
<こだわり>正面の棚を活かすために、モール(出っ張りの飾り)をつけ統一感を演出。
<使用アイテム>
〔上部〕ブランド:rasch(ドイツ)品番:WHITE COLLECTION 430905
〔下部〕ブランド:marburg(ドイツ) 品番:SCHÖNER WOHNEN31807
〔花のアート〕estyで「vintage flower illustration pink」 と検索してデータ購入&印刷
〔アート用額縁〕ポスターフレームB5黒
壁紙貼りのスタートは、デザインイメージを膨らませることから
デザインイメージは、Pintrestから好みの写真を探して、イメージを膨らませます。
トイレは、下記を参考にしました。
色合い、雰囲気、腰上腰下で異なる2種類の壁紙を使い変化をつけるアイデアはここから。
この写真のように、下部分を白いタイルにするつもりで、下記のメトロタイルのシールを購入し、実際に貼ってみました。
しかし、騙し絵のタイルは、遠くから見るとタイルに見えますが、近くで見ると陰影のプリントがどうしても安っぽく見えてしまう。そこにどうしても納得がいかず却下。狭い空間のトイレには合いませんでした。
そして、タイルはあきらめて色々検討した結果、ファブリック感のある薄いピンクとグレーの混ざった壁紙に。
ブランド名:SCHÖNER WOHNEN
品番:31807
比較的値段も安くて使いやすかったです。
写真では分かりにくいですが、薄いピンク&薄いグレー&白が絶妙なバランスで混ざっていて、一色の壁紙より奥行きと雰囲気が出ます。
好みの壁紙を見つけたら品番を検索。購入は海外サイトがオススメ
日本で有名な壁紙ネットショップと言えばwalpaです。が、walpaに在庫がないものは海外発注をするので、納期約1ヶ月で値段も送料もかなり割高だと感じました。
walpaで気に入った壁紙を見つけたら、メーカー名と品番をネットで検索すると、結構な確率で、メーカー独自のオンラインサイトで直接購入できるので、そちらから購入した方が納期も早くて割安。
購入したサイトはwallcoverというドイツの壁紙セレクトショップ。
注文してすぐに届くし、品質の良い壁紙が揃っているので、このサイトはおすすめです。
注文してから5日間くらいで、DHLで届きます。
DHLで受け取るときに関税を払いました。確か3000円くらい。送料も3000円強かかるので、このサイトで買える壁紙はまとめて購入がおすすめ。
(※関税に関しては、同サイトから先日1本だけ追加で購入したときには関税はかかりませんでした。本数によって異なるのかと思います。)
一色の壁紙は表面に凹凸があるものを選ぶ
飾り棚の出っ張りから上の部分は、白の壁紙で、こちらはwalpaで購入しました。
waplaに在庫のある壁紙だったので、5日くらいで届きました。
白壁紙と言ってもかなりの種類がありますが、トイレに使用したのは、表面に少し凹凸の表情があるもの。
凹凸がある方が、壁紙と壁紙の繋ぎ目部分が目立ちにくく素人向き。
絵柄も凹凸もなく、一色ものは貼る技術が必要になります。
ブランド名:rasch(ドイツ)
品番:WHITE COLLECTION 430905
上手にモールを活用してプロ級の仕上がりにする
飾り棚の出っ張り部分をいかし上下を区切るために、モール(正式名称:モールディング、もともとは配線を隠すための化粧材)を使いました。
使用したモールはこちら。素材はクッションでとても軽く、カッターで簡単に切れます。
裏面がシールになっているので貼り付けも簡単。
高級壁紙をあきらめないためのモールディング活用
色んな壁紙を見続けていくと、だんだん自分の好みが明確になっていき「どうしてもこれを貼りたい!」という壁紙に出会うようになります。
しかし、行き着くところ「これは素敵!」と心が動く壁紙は海外輸入物なんですね。
これを部屋一面に貼ると4〜6ロール必要になり、それだけで家具が買えてしまうほどのお値段がします。
毎日過ごすお部屋の壁紙をお値段で妥協したくない。
海外物は高いけれど、貼ってみるとダントツでカッコいい。オーラが違う。
そんな時に活用するのが、前出のモールディング。
上部を海外物のお気に入り高級壁紙にして、下部を国内で手に入る壁紙にする。
異なる壁紙の繋ぎ目をモールディングで隠せばとても綺麗な仕上がりになります。
私が一目惚れした壁紙のひとつが、フランスの壁紙ブランドseason paper。
このブランドのインスタを見ればわかるように、とにかくカワイイ!色合いもモチーフもフレンチレトロ好きにはたまりません。
子供部屋用にseason paperの壁紙を思い切って購入。腰下部分は、トイレで使用した壁紙の余りを使って、繋ぎ目をモールで隠しました。
<使用アイテム>
〔腰上〕 ブランド名:season paper(フランス)「Desert Wallpaper」
〔腰下〕 ブランド名:SCHÖNER WOHNEN (ドイツ) 品番:31807
(トイレの壁紙で余ったのをこちらでも使用)
〔モール〕クッションモールディング
モールを貼る高さは下から90cm〜100cmにするとちょうど良い落ち着いた雰囲気になります。
クッションモールを貼る時の注意点は、繋ぎ目をちゃんとカットすること!
これをしないと、繋ぎ目にカッコ悪い隙間ができちゃうので注意!
その他、注意点は、購入ページを下スクロールすると書いてありますので参考にしましょう。
クッションフロアで統一感を格上げ
壁紙を変え始めると、他の色んな部分が気になりだします。
より空間の統一感を出すには、クッションフロアという床材がオススメ。
トイレに使用した床材はこちらのクッションフロア。
ビニール製のマットで、カッターで簡単に切れます。
幅182cmで1mからの切り売りで、トイレは1mで十分でしたので、コストは1,480円。
トイレマットの貼り方はこちらのブログを参考にしました。
このブログすごく参考になるのですが、一点だけ注意。
トイレの床材を貼るには、床全体の型紙作りが肝です!
上記のブログでは、型紙に使用する紙に新聞紙が紹介されていますが、新聞紙はオススメしません。
なぜなら、新聞紙は折り目がついていて型紙に歪みが出て正確性な型紙が作れないからです。数ミリでもズレると、隙間ができたり、ぴったりいきません。
オススメは、文房具屋さんで売っているような、子供用の大判スケッチブック。紙の厚さは薄くていいのですが、折り目のない綺麗な用紙を型紙にしましょう。
最後に元の床の上に成形したクッションフロアを両面テープで貼り付けます。
両面テープは強力なものが多いので、元の床を傷つける恐れがあります。そんな時は、まず両面テープを貼りたい部分の床にマスキングテープを貼って、その上に両面テープを貼ると剥がす時に安心です。
次のブログでは、キッチンのBefore&Afterをご紹介します。