本好きな子どもに育てる秘訣と男性を輝かせる秘訣の共通点

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ある日、仕事で少し落ち込んでいて、娘の「ママー」という問いかけにも、ぶっきらぼうに「うん、うん」と答えていたら、その晩の寝かしつけの時、「ママ、大丈夫よぉー」と娘がベットの中で言うのです。

「大丈夫〜?」は本人がよく語りかけられる言葉だから、おうむ返しのように言うことはあっても、

大丈夫に「よ」をつけて「大丈夫よ〜!」と

私の心境を察し励ましてくれるニュアンスで話してきたのは初めてで、びっくり。

 

嬉しさよりも先に驚きがあって、そのあと、私の言葉だけでなく表情や態度からいろんなことを感じ取っているんだなと実感&反省し、人間ってすごいな、子供の成長スピードは計り知れないな、これはボヤボヤしてられないな、と思いました。

その後やっと、そういう風に言ってくれる母想いの娘に、涙が出てきました。

「ありがとう。ママ嬉しい。ママ大丈夫だよ」ってやっとの思いでつぶやくことができました。

 

そんな、1歳9ヶ月の娘の心と言葉の発達が日に日に急成長している現実に背中を押されるように、

まだ先のことと思っていた、我が家の家庭教育の在り方を考え始めました。

学習方針ではなく、日常生活でどんなことを語りかけるか、教えるか、見せるか、態度で示すかのような人間の基礎になるところをどうやって育めばいいかなーということを考え始めたのです。

友人から高濱正伸さんという面白い教育者がいると聞いて、その方の本を6冊図書館で借りていたので、まずはそこからスタート。

その中の一冊にこんなことが書いてありました。それがまさしく私の恋愛論と同じで、今日はみなさんに伝えたく思います。

 

『子どもを本好きにする10の秘訣』の中に、子どもを本嫌いにする親のNGワード集があります。

例えば、

「まだこんな本読んでいるの?これだと絵ばっかりだから、もっと字が多いのにしたら」

「途中でやめるの?一度読み始めたんだから、最後まで読みなさい」

「読み終わったの?じゃあ、どんな話で、どう思ったのかを説明してみて」

というように。

わが子に心豊かな人間に育ってほしい、そのために少しでも本好きになってほしいと思う親心からうっかり言ってしまう言葉たち。

こういうNGワード集をみて、「こういうことは言ってはいけないのね」というふうに、情報の表面的な消化をして、短絡的に結論を導きがちです。

でも、この本に書いてあるのは、子どもたちに一文で説明できる要約力を身につけさせることは大事で、そのために、「本を読んだよ」「映画を観たよ」と子どもが言ったタイミングで、「それはどういうお話だったの?」と質問して説明してもらうこと。

しかし、それを突きつけられて「嫌だなぁ」と感じる子どもが大勢いるくらい、親と子の間では、言い方が難しい。ついつい口頭試問でもするようなアプローチをしてしまう。

子どもに「どういうお話だったの?」と聞くことも大事だけど、それはNGワードでもある、じゃぁどうすればいいの?

ということになりますが、

ひと言で言えば、「芸風」が必要だと書いてあります。

 

同じ「よかったね」という言葉も、ぶっきらぼうに言われると「え?皮肉かな?」と感じるように、

逆に満面の笑顔で心を込めて言われたら、その共感の思いを感じて最高の喜びすらもらえる。

要約のことで言えば、「あなたという私の大切な存在がおもしろいというならば、私はぜひ知りたいわ!」という気持ちを込めて

「どういう内容だったの?」と聞けば、喜んで子どもはしゃべりだすでしょう。

大事なのは、NGワードを言わないことではなく、いつも本心からの肯定と楽しそうな気分が必要だということです。

 

恋愛でも同じで、みんな小手先のテクニック的な「男を喜ばす言葉」、「男にダメにする言葉」みたいな情報を知りたがります。(私はセミナーなどでも、あまり具体的な例を出さずマインドの話ばっかりするのであまり人気がないのですが笑)

親子でも男女でも、お互いを大切に思っている二人の間に、具体的な例としてあげられるようなNGワードなんてありません。

重要なのはいつも、「相手を尊重している気持ちから出ている言葉なのか?」「自分の純粋な好奇心から出ている言葉なのか?」ということ。

肯定と楽しそうな気分というのはまさにそのことです。

 

「読み終わったの?じゃあ、どんな話で、どう思ったのかを説明してみて」

も言い方によって受け手の感情は違います。

恋愛で言えば、仕事のできる女性はつい彼の仕事の成果も気になってしまい、

例えば「今日のプレゼンどうだったの?」とお母さんのように聞いてしまいがち。

その言葉に尋問や圧迫面接のような雰囲気が出てしまうなら、それは恋愛のNGワードです。

根底で相手を信頼してなくて、自分の思うような回答を期待して、自分の思うように相手をコントロールしたい気持ちが先走ってしまう言葉はすべてNGワードです。

逆に、本当に純粋な気持ちで「おつかれさま、今日どうだった〜?」というニュアンスからの「今日のプレゼンどうだったの?」という質問であれば、相手は構えずに自然な感想やいまの気持ちを伝えてくれるのではないかな。

肯定の気持ちや純粋な好奇心や喜びからくる言葉は、同じ言葉でもすべて良い悪いのないニュートラルな言葉です。

そういう肯定の気持ちが根底にある会話ができてやっと相手に自分の思いやりの気持ちが伝わって、相手は信頼されてる、大切にされている、愛されているって実感することができます。

言葉だけで相手が気持ちよくなるような表面的な「GOODワード」なんてない。私はそう考えています。

 

「どういう内容だったの?」と親が子どもにどんな肯定の「芸風」を使って質問したとしても、その質問の裏には、子どもを要約できる人間にさせたいという親のエゴ(欲望)があります。

親のエゴがあるからこそ、そこを相手に気づかれないための「芸風」が必要ということですが、

その親のエゴが昇華されて、もっと自然に純粋に、子どもが楽しんでいることを一緒に楽しみたい、共有したいと思えるようなお母さんになりたいな。

男女関係でも、相手を大切に思うからこそ「ひとこと多い」お節介になるのが女性の本能ですが、そこも、相手を理想の男性像に近づけたい、というエゴを昇華させて、純粋に相手の存在を肯定できるように。

すべては「信頼」がベースになります。

信頼→相手のペースを尊重する→待つこと→コントロールしない→ありのままを肯定する→愛

こういう図式だと思います。

 

このようにみてくると、

親子も男女も、つい言いたくなるのを抑える「我慢」が必要。

なんでもかんでも思ったことを言っていいはずはなく、我慢は必要。

それは、自己コントロール力。強い精神力、自制心、忍耐。

セミナーでも、私がそう言うとみんな嫌な顔をするのですが、ここで言う「我慢」ってそんなに悪いことじゃないけどな。

私にとっては、「他者の可能性を引き出し輝かせることができる女性でありたい」という理想の姿に近づくための自己訓練のようなもの。

そして、我慢がいつの日か「あれ?わたし我慢してないな」と思える日が来るようになる。

その時、私たちは、自分が自分を肯定できていて、今を楽しんで生きることに気づくのです。

自分の幸せや満足を叶えてくれるのは子どもでも男性でもない、自分次第ってわかる瞬間です。

 

子どもを本好きにするための秘訣はひとつだけ。

それは、親が「本当に本っていいよねぇ。おもしろいよねぇ。」と感じて生きているか。

それがすべてだそうです。

そう、相手を動かす小手先のテクニックなんてないのさ。

 

それでは、会うたびに美しく!

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