自我の肥大化したモンスターを育てない方法

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誰もが一刻も見つけたいと思っている「自分らしさ」「個性」は

自分らしさを発揮できる場所を世界のどこかに探すのでもなく、親が子どもの個性を伸ばすのではなく、

本人が不純物が混じった自我から、不純物を浄化し燃焼させて見出すものです。

私たちは生まれた時に、自我、自分というものを持って生まれてきます。
自我は悪いものではなく、自我があるから、相手に喜んでもらえると嬉しいという気持ちが生まれるし、これが人へ貢献できる人の基礎になります。

大事なのは、この自我を超えて、大我、真我になっていくこと。

大我とは、狭い見解や執着から離れた自由自在のあり方。
真我とは、真(まこと)の我(われ)すなわち、本当の自分。

自我を超えるにはまず、自我をコントロール(浄化・燃化)する必要があります。

真我の境地で魂の自由のままに生きることと、
自我を振りかざして自由に生きることは大きな違いです。

しかし最近は、

自己の尊重=何にも誰からも囚われずに自由に生きることだと思っている人が多い。

これはただ自我を振りかざしているだけ。

ゆとり教育もそのひとつで、子どもを尊重するばかりに、自我が肥大してしまった人を作ってしまった。
ゆとり世代が悪いのではなく、彼らはそういう教育指針に切り替わった時代の犠牲者でもあります。

社会はゆとり世代を生み出した責任を感じ愛をもって指導する強さが必要だし、ゆとり世代の若者は犠牲者だからしょうがないではなく、当事者意識を持ち人生は自己責任と改め、自ら自我をコントロールする生き方を選択することが必要です。

私が考える、
自我をコントロールする2つのアプローチ

1)外的コントロール:他者から枠にはめてもらう

自分以外の者からコントロールしてもらう方法。

親や師匠の言うことに100%従う。校則や社会ルールに100%従う。上司や社長などのリーダーに100%従う。

いくら理不尽だと思うことでも、「自分の欲望や意見」をまずは抑えて徹底的に自分を従わせる。

大事なのは、従う相手、リーダーの選択。
その人自身が自我を超えた人であることが絶対条件です。
その人たちは、厳しいことを言うかもしれませんが、それは全てあなたを思ってのこと。
振り返れば必ず「厳しさ」は「正しさ」だったと分かる日がきます。

2)内的コントロール:自分から枠にはまっていく

誰かに徹底的に尽くす、もしくは、誰かを徹底的にお世話をすることで自我をコントロールする方法。

子育ては、自我を考える暇もなく、徹底的に子どものお世話するから成長します。
介護は、自我を無にせざるを得ない状況で、徹底的に親のお世話するから成長します。

でも、子育てや介護をしなくても、同じように内的コントロールで自我を超越する方法が2つあります。

 (A)「自分がこの人!」と思った人に徹底的に尽くすこと

芸人さんの世界で言う、カバン持ちや弟子のイメージです。
徹底的に尽くすには、師匠を観察し師匠の喜ぶことを研究し師匠のニーズ知ることが必要。
この時、自分の欲望は無になっています。無我の境地になっています。

サプライズを考える時も同じ。
サプライズは自分がではなく、純粋に相手を喜ばせたい、という気持ちが動機にあります。

小山薫堂さんのお話を聞いた時、小山さんの事務所ではサプライズを徹底的にする社風があると言ってました。
サプライズを成功させるというミッションを与えて、相手を徹底的に観察・研究する過程で無我の境地を体感・体験させてるわけです。
無我の境地でやったことが、相手が喜んでくれた。その姿をみる時、心から喜ばれて嬉しいという人間の3大欲求(※)のうちのひとつにスイッチを入れることができます。それが仕事へのやり甲斐を感じる心を育みます。

恋愛や結婚において、自分がこの人だと決めた男性に徹底的に尽くすことも、自我をコントロールし、無我の境地になるための方法です。逆に言えば、それくらいの心意気で恋愛をしないと成長なんてありません。人を愛するとは、自我を超えていくことです。

※人間の3大欲求:自己生命の維持、種の保存、喜ばれてうれしい

 (B)100%責任を負う立場に自らを追い込むこと 

代表的なものが起業です。一人起業はいつでも逃げれるけど、仲間がいる起業は逃げることはできません。
この退路が断たれた「背水の陣」の状態に自分を追い込むことも自我をコントロールする方法です。

徹底的に社員・お客様・取引先・全関係者に尽くす、逃げない、全責任を取る心の姿勢があるから会社が続くのです。
その時の社長の境地は、無我の境地です。

本当の自分(真我)を見つけること、その為には、こういうプロセスが必要です。

自我
 ↓
内的or外的コントロールによる浄化・燃化
 ↓
無我
すなわち
自我の超越
 ↓
真我

人をありのまま野放しに自由にさせることは、自己を尊重することではないということを心に留め、モンスターを育てない。 

私は心おだやかにいることが普通なので、厳しく指導することがとても苦手ですが、必要な時には演技で厳しさを演出し、部下をさとします。この時はいつもの笑顔はありません。

私も今までは、厳しさ持って指導することを避けてきました。

「厳しく指導して辞められたらどうしよう?」とか
「お客様を迎えるお店の雰囲気を悪くしたくない」など

これらは、経営者の損得勘定や怖れが原因の逃げです。

私がお店経営をしながら色々経験して分かったことは、
なんだかんだ理由を付けてるけど、結局は、愛が足りないから厳しく言えないということです。

本気で目の前にいる人間を思うなら、

厳しさを持ち出すことは愛することと同じです。 

肥大化する自我を、厳しく啓す(さとす)ことは、上に立つものの責任です。

それは人を徹底的に愛するという行為そのものです。

世の中にこれ以上自我の肥大化したモンスターを輩出してはなりません。

社会にいる一人のモンスターは私たち全員の責任です。

どこかで、誰かが、厳しさという愛を放棄した結果です。

この現状を重く受け止めて、今いる目の前の人と向き合う心構えを持ちましょう。

それでは、会うたびに美しく!

合わせて読んで欲しい記事↓
算命学の先生に聞いた「自分らしさ」とは「魂を燃え尽きさせると生まれる」もの
殺しても殺しても出ちゃうのが個性。個性は伸ばすのではなく、浄化するもの

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