アシスタントの生き様から気づいた「内側と外側への6つのリーダーシップ論」

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20170412013320

私のアシスタントが、自らの意思で3日間の研修合宿に参加してきた。

本当は4日間の研修で、

4日目の最終日は3日間の優秀者10名のみが選抜されるということを事前に聞かされていた。

私からの事前の命令は「絶対に10人に選ばれなさい」というもの。

しかし、今回は惜しくも3日間で研修を終えて帰ってきた。

泣きながらの電話

10人の選抜メンバー発表直後、泣きながら私の携帯に電話がかかってきた。

相当悔しかったのだろう。電話口からもその様子がよくわかった。

彼女は研修場所の栃木県那須から、そのまま南青山の私のお店まで顔を見せに来た。

私の顔を見た途端、溢れる涙で顔をぐちゃぐちゃにしながら、研修の報告をしてくれた。

「絶対に10人に選ばれなさい」の私の一言を、

こんなに強く、重く、受け止めてた彼女の「素直さ」に正直私も心を打たれた。

私からしてみれば、そんな彼女の姿を見ただけで、

彼女の中に何かしらの「責任」が芽生えたことが分かったし、

選抜チームに残らなくても、もうそれだけで十分だった。

 

まぁ一応上司として、いくつかの質問をしてみた。

  • 10人に選ばれた人たちは自分からみて納得感はあるのか?
  • 自分が出来たと思うこと、足りなかったと思うことは何か?
  • 選抜チームに残るための評価項目は何だったと思うか?

 

今回の研修のテーマ「リーダーシップ」と「チームビルディング」

この一連の報告を聞いて、ハッキリと見えた彼女の課題。

 

それは、自分の外側への意識の欠如である。

 

内側への3つのリーダーシップ

彼女が今回の研修中に意識した、彼女なりのリーダーシップの定義は3つあった。

1)目の前の人を信頼する

2)目の前の人の心を察する

3)目の前の人に感謝する

これは全て、自分の心で決めて行うことで、簡単に言えば、他人からは見えないこと。

これを内側への3つのリーダーシップと名付ける。

彼女の掲げた3つは、目の前の仲間への意識と自分の心のあり方。

これはリーダーシップにおいて大切なこと。

だけど、これだけでは足りない。

足りないのは、物事を推し進める外側への影響力

 

なぜリーダーが必要か?

それは、それは生き残るため。

現状維持ではなく、常に環境を的確に捉え、次の一手を考え創り続けることで、

リーダーはチームメンバーの生存をつなげることができる。

だから、リーダーは内部の統制を取るだけではなく、

外部へ働きかける意識と能力が必要で、

これがないと物事を推進し、改革、変革を起こし、生き残ることができない。

 

外側への3つのリーダーシップ

では、外へのリーダーシップとは何か?

私は3つあると思う。

1)誰と組むか

2)ナイスの法則

3)感動ストーリーの演出

 

下記、ひとつずつ説明していこう。

 

1)誰と組むか

今回の研修で彼女は初めに決めたパートナーと、とある理由で別々になってしまった。

誰と組むか?誰と一緒にいるか?を見極める能力はリーダーにとってとても大事なこと。

この嗅覚・感覚がいい人は、外部から見て、運のいい人、時を読む力のある人、人を見る目がある人のように他人の目に映る

 

この「他人の目に映ること」が、他の2つにも共通する外側のリーダーシップの真髄。

 

自分が100%やることは決まっているからこそ、

自分という人間を、誰と掛け算するかを慎重に選ぶことは、

自分の命を大切にすることの基礎であり、

チームメンバーや他者や社会の為に自分を最大限に活かす意思が

「誰と組むか」への強い責任を生む。

だから、ここでつまづく人はリーダーとしての意思が弱いことを表す。

 

2)ナイスの法則

この研修に行く前に、「10人に選ばれなさい」という言葉に加えてもうひとつ彼女に伝えたことがある。

それは、

「着いたらすぐに、研修の主催者へ挨拶に行きなさい」

ということ。

にも関わらず、彼女は10人の選抜が発表された後に、はじめて個人的にお礼の挨拶に行ったそうだ。

結果が出てからの挨拶・・・は、物事を客観的に見れてない幼児性の表れであり、

何故自分がここにいれるのか?ということが全くわかってない。

感謝感謝と口で言いながら、本当に感謝出来ている人間は、研修が始まる前に挨拶に行く人間だ。

彼女の報告を聞いて、ここが選ばれなかった大きなポイントだと感じた。

 

「着いたらすぐに、研修の主催者へ挨拶に行きなさい」

私がそう指示した理由は2つある。

ひとつ目は、選ぶ方にも感情があるから。

10人の選抜は、研修時間内の行動だけで選ばれているのではないはず。

研修施設に着いた瞬間、目が合った瞬間に駆け寄ってきて、明るく爽やかに挨拶ができる人を心地よく思わない人はいない。

 

ふたつ目の理由は、「成る程、道理で、当たり前」という植村理論にある。

リーダーに選ばれる人物は、リーダーに任命される前から、リーダーに相応しい行動を取れている人と決まっていて、誰から見ても「あの人がリーダーだよね」つまり「成る程、道理で、当たり前」と思われることが一番大切だからだ。

 

多くの人が見落としがちな重要なポイントがここ。

役目を与えられたからリーダーのように振る舞うのではなく、

自分の人生に責任を持ち、困難にめげずに成し遂げることの出来る人は、

自分で自分のあり方をはじめから決めている人。

つまり、どんな場面でも、誰に対しても、誰が見てなくても

「ナイス」で在る人なのだ。

 

国際会議でも、最終決議は会議の中で行われるように見えて、会議室の外で決まっていると言う。

つまり「ロビー活動」を制したものが主導権を握るということ。

ロビー活動こそ、

どんな場面でも、誰に対しても、誰が見てなくても「ナイス」で在ることを戦略的無意識でできることだと思う。

戦略的無意識とは、はじめは他者の自分への印象をコントロールする戦略として自分の振る舞いを決めるんだけど、次第に、その振る舞いが当たり前になって無意識の状態でできるようになること。

無意識の状態でできる、というのは、

つまりそういう人(ナイスな人に)なったということ。

リーダーに選ばれる人は、選ばれる前から、いつもどんな時も誰に対してもナイスな人だ。

 

3)感動ストーリーの演出

最後は人を巻き込む力。

自分のやることを最大化する力とも言える。

「パフォーマンス」にも似ているが、パフォーマンスは、

ただ声が大きい、一番に手を挙げる、行動が目立つ、という態度を含み陳腐に聞こえる。

なぜなら、これは全て自分に注目を集めるためにやっている行動だから。

でも、感動ストーリーの演出は違う。

違いを一言でいうと「人に希望を持たせて巻き込む力」

このリーダーと一緒にいると何か楽しそう、何か起こりそう、何かいいことがありそう、

と思わせること。

そうなる確証も根拠もないのに、人々に希望やワクワクを感じさせることができる人物が、最終的にリーダーに選ばれる。

そして、

そういう気持ちを常に、メンバーや他者や社会に感じさせることができる人がリーダーであると思う。


 

以上、

内側と外側への6つのリーダーの要素を見てきた。

この6つの要素は、彼女の話しを聞きながら、私の中から引き出されたもので、

彼女の悔しい経験と涙がなければ、私の中でも「リーダーとは何か?」を改めて考え、整理されることはなかった。

その意味でも、彼女の存在は私にとって大きい。

 

私のアシスタントはすごくラッキーだと思われているようだ。

研修直後にこういう話しを聞けて、研修という非現実で得た学びを、実生活で活かす為のチャンスとアドバイスを得られるから。

でも、誤解して欲しくないから伝えたい。

 

私が彼女を選んだのではなく、

彼女が私を選んだのです。

 

彼女との出逢いは、10数名での食事の席での紹介。

それから、彼女はその場だけの名刺交換で終わりにすることなく、数週間で3度私を食事に誘い、私を観察し、私に想いを伝え、

最終的に彼女が彼女自身にとって成長できる場所として、「私」を選んだのです。

私はアシスタントを募集してなかったし、とくにやってもらう仕事もなかったけど、

彼女の強い想いに押されて、アシスタントとして迎え入れました。

 

自分で自分を成長させ活かす場所を勝ち取る、

強い意思と行動力。

 

彼女の態度は、こういうものを、再び思い出させてくれました。

 

誰と一緒にいるか?

誰と付き合うか?

どんな場所に身を置くか?

 

全部、自分で選び自分で勝ち取る人にだけ、本当の成長と学びとチャンスが訪れる。

そして、これこそが、

自分で自分の人生を積極的に創っていくこと

つまり、「生きること」だと

アシスタントの数ヶ月の生き様をみて、感じたのでした。

 

そんな、彼女が書いているブログがあります。

是非読んでやってください。

それでは、会うたびに美しく!!

 

<追伸:研修施設のご紹介>

今回彼女が参加した研修は、例えば地上15mで行うような、全身と全霊をフル活動させる体感研修。

私もこの研修施設のレセプションパーティーで少しだけ体験したのですが、

15mという高さでは、戦略とか意識とかぶっ飛んで、素の自分しか出てきません。

この「素の自分」に気づき、向き合うことがとても辛くもあり、面白くもあり、

ここに本当の学びが隠れています。

今回は偶然同じ研修を、彼女が彼女の意思で参加してきたのですが、研修に参加してくれたことが、私にとってもすごく価値のあるものになりました。

社内研修としてチーム参加でも、会社とは関係なく個人参加でも、できるそうなので、是非行ってみて、素の自分を体感してきてください。

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