シュリーマンとココシャネルに学ぶ自己プロデュース力

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20120130_beautifullady

私の頭の中では、

パイロットの男性=子供の頃の夢を実現した人

という図式が成り立っています。

もちろん、パイロットになるためには身体的にも

恵まれている必要があるそうですが、

パイロットを職業にしている人に会うと必ず、

小さい時に思い描いた夢を燃やし続け、実現のために

約20年間ひたむきに努力できる純粋な人だと想像してしまいます。

もうひとり、世界的に有名な子供の頃の夢を実現した人がいます。

シュリーマン

幼少のころにホメロスの『イーリアス』に感動し

ギリシャ神話に出てくる伝説の都市トロイア発掘を志し、

発掘費用を自弁するために、まず実業家として巨万の富を築き、

晩年は、事業をたたみ遺跡発掘に注力し、本当にトロイア遺跡を発見した人物。

最近シュリーマンの自伝である、『古代への情熱』を読みました。

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小さい頃にギリシャ神話ホメロスの『イーリアス』に出会い、

神秘的なもの古いものに憧れ、

好きな女の子から認めれるために功名心を燃やし、

勉学にはげみ、

貿易で成功し富を築く。

その後は、この財産を使って、貧しい子供のときに立てた

大きな計画(トロイアの発掘)を実行する。

一連の話が、彼自身の回顧録で綴られている自伝は、

とても読みがいがありました。

前から興味があったシュリーマンでしたが、自伝を読んでからは、

もっと彼のことが知りたくなって、いろいろ調べてみたところ・・・

子供の頃にギリシャ神話に感銘を受けたことがきっかけで発掘を志した

というのは、

近年の研究では功名心の高かったシュリーマン自身の創作にすぎないことが判明している。

という一文をみつけて、大ショック!

とはいえ、色々考えてみると、

今までに巨万の富を築いた人たちは沢山いるだろうけれど、

後世までその名前を知られている人というのは、そんなに多くない。

そんな彼らに共通しているスキルとは、

自己プロデュース力

シュリーマンが、貿易で成功したことも、トロイアの発掘をしたことも事実。

であれば、前後関係を結びつけるストーリー性を持たせたほうが、

人々からの共感と関心を獲得できる。

むしろ、人々はそういう美しい話を望んでいる、

そこを戦略的に使い自身の名を有名にした、

これがシュリーマンの才能だと思います。

そういえば、以前ココ・シャネルの伝記を読んだときも、

同じようなことが書いてあったのを思い出しました。

シャネルは、孤児院や修道院で育てられた幼児期のことを隠し、

話す相手や時期によって、自分の生い立ちのエピソードを変えていた。

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果たして、

事実を知るのがいいのか、

それとも、

本人が築いてきたセルフプロデュースストーリーを信じるのがいいのか。

出生の事実、生い立ちの事実などは、

本人が亡くなってから秘密を暴くような感じがして、

なんだか居心地が悪いような気もします。

それよりも、

その人が何をやったのか、その偉業に目を向けること。

それは揺ぎ無い事実だから。

人間なんて、

考えたことを忘れたり、言ったことを忘れたり、違うことと結びつけたり、

結構あいまいな記憶の中で生きている。

事実と違っても、本人には嘘の意識なんか全然なくて、

それが事実だと思い込んでいることも結構ある。

以前、黒豆ひとつで年商2億円のネットショップオーナーに

成功の秘訣を聞いたところ、

おおいなる勘違い、思い込み力だ!

 自分には黒豆を世に送り出す使命があると思い込んでから

 事業がどんどん上手くいきました」

と言っていたな。

セルフプロデュース力=思い込み力

思い込みで、すごい力が生まれるなら、

いいことは、前倒しでどんどん思い込んでいこう!

と思い込んだ今日この頃でした。

それでは、会うたびに美しく!

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